IT エンジニア新入社員研修
インターネット、HTML、CSS、JavaScript、SQL、MySQL/MariaDB、Java 言語といった要素技術の習得、および Spring Boot を使った小規模チーム開発演習を組み合わせた新入社員研修の提案と運営(講師)を承ります。
北海道ソフトウェア技術開発機構様の新入社員研修のほか、札幌市内を中心に複数の企業様の研修をお手伝いさせていただいてきました。
特徴
次の特徴を持つ研修プログラムを提供します。
Java 言語によるプログラミング
Java は、静的な型チェックが行われるコンパイル言語であり、データ型の扱いに誤りがあると早期に発見できるという特徴があります。型システムに基づく推論に導かれる形で、無用な混乱を避けながらプログラミングを学びやすい言語でもあります。

型システムの理解は、オブジェクト指向の考え方や、Spring Boot などのフレームワークを利用した、より高度で複雑なプログラミングにも欠かせません。
eラーニングの併用
独自開発のインターネット学習システム「SQT」を研修に使用します。コースプレゼンテーションや講義資料を、受講される方の手元のパソコンで、あるいはインターネットを通じて閲覧いただけるほか、理解度をチェックするオンラインの確認テストを組み合わせることで、重要ポイントの理解と定着に役立てます。
- 音声入りスライド → 見て聴いて要点を整理
- 解説内容の資料 → 読んで理解を深める
- 理解度確認テスト → 知識を定着させる
当日使用する教材としてだけでなく、事前学習や復習にも利用できます。また、育成担当者様には、自社の受講者の進捗状況を確認できる管理用アカウントの発行も可能です。
AI を人材育成に利用する
社会の AI 依存が強まるにつれ、人間が知識や思考力を養う機会の喪失を懸念する声も聞かれるようになりました。この研修では、生成 AI を「答えを教えてくれる存在」ではなく「人の能力を育てるツール」に位置づけ、積極活用します。

基礎知識を身につける研修の初期段階では「気兼ねなく何でも何度でも質問できる相手」として AI を利用します。

演習問題では AI の使い方を明示する形で課題を設定し、正答よりも自己の成長を目的として取り組みます。後半のプログラム開発においては、「自分でもできるコード作成の効率化」に限定して AI 支援コーディングを導入します。
研修専用サーバー
研修に関する情報はすべてインターネットを通じて共有・配布します。研修専用に次のサーバーを構築し、各サービスを提供・利用します。
- クラウドストレージサーバー(Nextcloud)
- 各種ファイル/フォルダの共有
- オフィス文書の作成と共同編集
- 文字チャット
- ビデオチャット
- 研修スケジュール
- AI アシスタント(生成 AI 利用)
- プロジェクト共有サーバー(GitBucket)
- Git リモートリポジトリ
- 課題(issue)チケット
- タスクかんばん
- 簡易 CI/CD
クラウドストレージでは、文書・表計算・プレゼンテーションなどの「オフィス」ファイルをブラウザ画面上で作成/共同編集できます。こうしたリモート時代の必須ツールは、トレーニングの一環として研修の中でも積極的に活用します。

サービス上で直接 AI を利用できる「AI アシスタント」も備えており、AI リテラシーを養う実践プラットフォームとして活用します。

完全リモートワークに対応したサービスを研修専用に構築して利用することにより、災害、感染症、その他の理由で会場受講が困難になった場合でも、スムーズなリモート受講への切替が可能です。
OSS の活用
こうした作業インフラは著名な商用サービスを利用するのが一般的ですが、多様な企業や職場から参加いただく集合研修の場においては、次のような問題があります。
- 個人/会社用アカウントとの競合
- 同じサービスに複数アカウントを所有する混乱
- 特定サービスへの誘導や推奨につながる可能性
研修という期間限定の条件で使うサービスは、閉じた環境でかつ運営サイドが100%管理できることが望ましく、また特定ベンダーの具体的なサービスに依存する構造を避ける意味でも、必要なサービスは極力、独自に立てたサーバーと OSS で提供するようにしています。

これには、OSS 製品の簡素なサービスの利用を通じて、各機能の本質や位置づけをより高い視点から理解してもらう狙いもあります。例えて言うなら、Git の仕組みと GitHub というサービスの違いをきちんと認識できる、そういった実習環境を目指しています。
プロジェクト演習
後半では、Spring Boot フレームワークを利用した Web アプリケーションの開発に取り組みます。数名の少人数チームを編成し、短期間のタイムボックスを反復しながら、簡素な仕様から徐々に高度化させていく漸進的な開発を実践します。
前半で学んだ基礎プログラミングの知識で対応できる題材で感覚をつかんだ後、それぞれの経験と習熟度に応じて無理のないペースで知識とスキルの定着を図ります。
市販書籍と独自教材の併用
カリキュラムの講座で扱うテーマに応じて、市販書籍と独自教材を併用します。
後者に関しては、HTML、CSS、JavaScript 等の Web フロント技術、Git によるコード/プロジェクトの管理、Spring Boot フレームワークを利用した Web システム開発などの教材を開発しています。
対象テーマを理解するためのサンプル、説明スライド、配布資料のほか、研修当日の理解度を高めるための事前学習コンテンツなど工夫を重ね、効果的に学習を進めていただくための改善を継続的に行っています。

